莉乃ぴょんが髪を染めた。
って言うのはうっそーんのドッキリのネタばらしがあるかもしれないが、今のところ染めた。
前記事で書いたが率直な感想は「可愛い」だ。その次は「思い切ったことをしたな」だ。
ドルヲタが推し変以外でヲタを辞めるとき、”変化”を理由(きっかけ)にすることが多い。
ピアスの穴を空けた、髪を染めた、太った、化粧が濃くなったなどが挙げられる。
大げさでもなく髪を染めることは、恋愛スキャンダル事件に匹敵する大きな出来事だ。
莉乃ぴょんはそんなことを百も承知のはず。(だから少しずつ外堀を埋めてきた。)
それをわかった上で実行したから、「思い切ったことをしたな」と思ったのだ。
僕の経験則だが、ドルヲタが推し変以外でヲタを辞める理由の第一位は「卒業(脱退)」だ。
グループを卒業して芸能界に残るにしても、これを機会に足を洗う人が多い。または推し変して残留。
芸能界に残っても、ライブや握手会などイベントが減れば、ヲタ活動が出来なくなる。
心は離れていなくても何も活動することがなければ、自然とフェードアウトしてしまうのだ。
別の理由もある。ヲタ活動をしていて、ふと我に返る経験をしたことはないだろうか。
選挙が良い例だが、「なんて馬鹿なことをしているんだ」と思ったことがあるだろう。
でも辞められない止まらない。惰性で続いてしまう。義理人情もある。
どこかで足を洗いたいと思うときがあるが、いざ現場に行くと楽しい。テレビで見ると高まる。
辞めたいけどなかなか辞められない。そんな人にとって卒業は自分に対しての言い訳にできるのだ。
第二位は変化。「髪を染めた」、または「太った」などが挙げられる。
恋愛スキャンダル事件で微動だにしない強者ですら、これには負けてしまうことが多い。
ここでポイントは「茶髪にした」ことではなく、「黒髪でなくなった」ことだ。
村重さんのように元々茶髪の人が黒髪に染めた場合、ドルヲタはたぶん同じ反応をすると思う。
黒髪が好きなのではない。茶髪が嫌いなのではない。変化したことが嫌なのだ。
一般的な男性の意見だが、ナチュラルメイクが好き、すっぴんが好き、ケバいの嫌い、整形が嫌い...etc
変化を求めていないのだ。「ありのままの〜♪」が好きなことを意味している。
見た目以外にもある。
数年前の生誕祭で莉乃ぴょんは「私は何も変わっていない」とコメントしたことがある。
この言葉が出た理由は「選挙で順位がアップし何か変わった」とファンに言われたことに起因する。
順位が上がれば立場も変わるので変わって当然。変わるのは仕方ないことだ。
ここでポイントは、ファンは”どこか変わった”ことを理由に推し変したということ。
自分が好きになったあの頃のままでいて欲しい願望が強いのだ。
ドルヲタに限らずだが、懐古厨やオリジナルを重視するファンが多いのもこれを裏付けている。
思い出(過去)を大事にしたいのがヲタク心理。変化を望んでいない。ヲタクは保守的。
そういうヲタク気質を知っているから、ひねくれ者の自分はあえて逆のことを書く。
「昨日よりも今日の方が可愛い」、「いつの莉乃ぴょんが一番好きかだって?今の莉乃ぴょんだ!」
このように書いているのは意図的。ヲタク界に喧嘩を売っているようなもの。気付いてました?w
第三位は恋愛スキャンダル。若いファン、ガチ恋系のファンはこれにやられることが多い。
指ファンの平均年齢が高いのはこんなところにも理由があると思う。
文春事件に耐えて残ることが出来たファンは年齢の高い層だったんだだろう。
若いファンはふるいにかけられ落とされてしまった。
第四位は気が向いたら書きます(笑)。本題からそれてしまうのでこれぐらいにしておきます。
アイドルヲタクにとって髪を染めることは、恋愛スキャンダル以上。姐さん、これは事件です。
そんなことは百も承知の上で莉乃ぴょんは染めた。思い切ったことをしたなと思う。
だが、何もマイナス面ばかりではない。
男性ファンは離れるかもしれないが、女性ファンの新規獲得に期待を持てる。
ファンの新陳代謝とでも言おうか。おそらくだが数ヶ月以内にファンの入れ替えが起こるはず。
その結果、ファンの数が純増になるか純減になるか、現状維持になるかはわからない。
たかが髪。されど髪。アイドル業界では結構大事なことなのだ。
髪をきっかけにヲタを辞めていった人を何人も知っている。
そんなことで?と思うかもしれないが、価値観や物事の重大性は人それぞれ。
恋愛スキャンダルよりも影響は大きいと思う。